パンツは履いておけ。

いろいろはみだしてる人の人生備忘録

一流の人

f:id:kanakonakonako:20180728094429j:plain

 

 先日、「一流の人」と食事に行く機会があった。

その分野でかなり著名な方なので詳細の記述は控えるが、某省の中核に数十年勤めておられる方である。本を何冊も出版しており、全国各地で講演会を行っている。

 そんな「一流の人」がたまたま私のエッセイを気に入ってくださり、編集者を経由して知り合うことになったのだ。

 

 丸の内にある某帝国ホテルのレストランでディナーをしながら色々な話をしたが、私のはちゃめちゃな経歴にも笑って興味を持ってくださったのが幸いだった。

 "フツーの人"は私の経歴を聞くと顔をしかめる。

大学に辿り着くまでに2回も中退を経験している上、その大学さえも編入学をしている。確かに、何か問題がある人間だと思われるだろう*1

だが、それさえも個性で私の魅力だと言い放って下さった。その振る舞いから、人の経歴や家柄で決して態度を変えることがない方なのだと判った。

 また、酒が飲めない私に、決して飲酒の強要をしなかった。下品な人間は酒の強要をする。これに何度も困ったことがあった私は、感激した。

 そして、私が些細な相談をしてしまったのだが、決して偉ぶる素振りも見せず、人生の先輩として自分の経験を交えながらの助言を下さった。

 

 こういう人を「一流の人」と呼ぶのだな、と思った。

 

 

 拙作が好評だったことよりも、「一流の人」に出会えた嬉しさを噛みしめながら、その晩は家に帰った。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 最近読んだ本で、「20代のうちに一流の何かに触れておきましょう」と唱えている本があった。

 その何か、は何でもいいらしい。

一流レストランで食事をする、一流の人に出会う、一流のブランドの洋服や化粧品・ネクタイをひとつ持っておく、あるいは、自分が何かの道で一流と呼ばれる人間になるのでもいい。

それにかかるお金は学生や新人社員にとってはかなりの大枚になるかもしれないが、それでも、はたいてみる価値はある。

 

 とにかく「一流の何か」が自分の足元に転がっていそうだったら、臆せずに接触してみる心がけが大事なのだと思う。

チャンスの前髪は決して逃してはいけない。

 

 それから、自分の夢や目標や意見を、多くの人に向けて発信することを恐れてはいけない。

そうすれば、どこかに隠れている"支持者"が出てきてくれて、その出会いが自分を「一流」にしてくれるかもしれない。そう強く感じた。

 

 

 

 

 

某所で公開していたものを再掲しました。

 

 

 

*1:実際問題がある