パンツは履いておけ。

いろいろはみだしてる人の人生備忘録

男のちんぽは何のためにあるのか

不倫を個人の問題としてではなく、社会問題として考察した坂爪氏の『はじめての不倫学』を読んだのち、実際に自分でもそのフィールドを踏みたく、出会い系サイトに登録した。 はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書) 作者: 坂爪真吾 出版社…

アングラレポを書きたいんだ

パンツははいておけ、無事にリリースしました。 感想メールなどありがとうございました、ひとつひとつお返事しております。 私の人生の半生をざっと書いたエッセイというか恥ずかしい自分史のようなものなので、「もう少し色々な人の感情の機微を見たかった…

実はメロンアレルギーだった話

先日、夫と近所の河川敷に行った。なんでもこの時期、コスモス畑が有名ということで、その景色を拝みに行ったのだが、帰りがけにずっとくしゃみと鼻水が止まらなくなり、床につく頃には猛烈な目のかゆみと咳に襲われた。 翌朝起きると、熱が出ていた。 風邪…

【ボツ小説供養】『はじける果実』

昔書いてボツになった小説を供養しておきます。 高校2年生の男子が、同じクラスの同性の親友(彼女持ち)に横恋慕して、略奪をはかる一夏の話。 レモンのようにさっぱり青春と見せかけて、SNSを舞台に超泥沼劇になるのですが、なんだかなあと思ったので書き出…

青春は永遠の形をしている

初めて告白する。 私が中高一貫の女子校を辞めたのは、同性の子を好きになったことを周囲に否定されたのがきっかけだった。 私は中学三年生の春、同じクラスの女の子に恋をした。 その子は、キリというあだ名で呼ばれていた。ボーイッシュで、剣道部のエース…

夢日記

他人の夢の話ほどしょーもないもんは無いと思うが、ちょっとだけお付き合いいただきたい。 家に帰ると、私の飼い猫が2匹になっていた。 うちの猫はサビ柄なのだが、もう一匹の見知らぬクリーム色の猫を、私はシロと呼んでいた。 シロは新入りの癖に、臆せず…

見てはいけない

前回私の自殺体験の話をして、少々反応を頂き、エッセイの予約もぼちぼち増えた。 まことに有り難いことであるのだが、中には私が出すエッセイに対する心無いコメントもあり——まあ、私はそういう類のコメントは全力で見ないようにしているのだが、うっかりと…

6階の死にぞこない

これは、私が飛び降り自殺をした時の話である。 16才。ある秋の終わりの夕方、自宅マンションの6階から飛び降りた。 ベランダの柵の上に立ち、街を蜜色に染め上げていく斜陽を眺めた後に、「もういいや」と思って、真っ逆さまに飛び込んだ。 落下していくと…

お兄ちゃんは無職ドクター

kindle書籍化のことも相まり、最近重暗い話しか書いていない気がするので、いちおうポップな話題でも書いておこうと思う。 育った家庭のことをボロクソ書いている私だが、一応人並みに兄弟との思い出はある。 何度かブログ中でも述べているが、私には三つ上…

強くてニューゲーム

私は母親の人生をリベンジするために生まれた存在だった。 母親は、医師だった。 絶対に食いっぱぐれない最強のライセンスを持ち、結婚せずに生きていくという道を選択できた女性だった。 ただ、母親の周囲の大人はそれを認めなかったようで、「そろそろ女と…

パンツは「穿く」もんだ

昨日、ブログkindle書籍化のお知らせをしたところ、Twitterにて永田カビ先生から告知をRTしていただき、アクセス数がとんでもないことになっています。 びっくりたまげてアオサの味噌汁を鼻から吹き出しました。 嘘です。でも口からは吹き出しました。 さて…

【告知】ブログ「パンツは はいておけ。」kindle書籍化のお知らせ

こんにちは、オトメです。 細々とやっているこちらのエッセイブログですが、この度kindleで書籍化します。 『パンツは はいておけ-中卒フリーターが大学進学した話』というタイトルです。 そして、表紙は恐れ多くも、『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ…

Happy Re BirthDay

2X歳の誕生日、父親という存在に初めて向き合った。 私の父親はアル中の上に家族への暴力が絶えなかった人間で、しまいには酒瓶を抱えて何処かに居なくなってしまったような人だった。 そして、誕生日に再会した。 あれだけ苦しめられた存在で、一時は殺し…

東京生まれの日本人は、韓国人の夢を見るか?

日本人――とくに若者は、とかく日本をこき下ろす風潮があると言われている。 かくいう私も、ことジェンダーにおいては日本をこき下ろしまくっている。そりゃ、ジェンダーギャップ指数117位の国を称賛するほうが無茶な話である。せめて50位以内入ってから出直…

人生で大事なことは、全部夫が教えてくれた。

その1:人間は同病にならないと哀れめない。 夫の第一印象は、「カオはいいけど冴えない人」だった。 人間関係の不和・一家離散から鬱を発症し、通っていた私立中のエスカレーターに上がらず、都立高校に転がった私。しかし、それもすぐに辞め、とりあえず…

忘れるという復讐

憎くて憎くて仕方がない人は、きっと誰にでもいる。 これを読んでいる貴方にだって、いるでしょう。 しかし、誰かに対する憎しみの感情を心の中で育て続け、恨みと復讐のために生きていくことほど、人生にとってナンセンスなことは無い。 そう私に教えてくれ…

ハプニングバーに行って思ったこと

単身ハプバーに飛び込んで早二年以上が経ち、冷静に当時のことを分析できるようになった。(恐らく) このブログにアクセスしてくる人の殆どが「ハプバー 女子大生」「ハプニングバー やれる」などのワードで検索なさっているようで…ええ……。 ハプバーの感想と…

傷口から人生

先日、「傷口から人生」の小野美由紀先生が主催するワークショップに参加し、「書き手としての要素が全てが揃っている」などと評された私は、調子に乗って小躍りで帰路についた。 参宮橋の、都心な割にレトロな駅のホームで、来る新宿行きの列車を待つ。小野…

ハイヒールで白線を踏みにじれ

以前の大学で親交のあった先生と、食事に行った。日比谷のちょっとおしゃれなイタリアンバー。とはいっても、酒は飲まず、二人で料理を嗜んだ。 互いにリスク管理は十分。ま、男女二人きりで食事に行かないのが一番徹底したリスク管理であろうが、そんな薄味…

毒親の娘の罪

私の母親は、第三者から見ると「毒親」というやつらしい。異様なまでに子どもの学歴に固執して、教育ママ。他の人から「キラキラ家庭」に見られたいという願望が強い一方で、他の家庭がそのようだとすぐに嫉妬して、子どもの前でも延々と悪口を言う。子ども…

女子大生がハプニングバーに飛び込んだ話⑤とまとめ

脱いだコスプレ衣装を振り回し下着姿で絶叫する女子大生 VS ヤれない悲しみに暮れて気が変になったサラリーマン 最早どっちが変態かわからない状況だが、レディーファイッ!!(カーン) しかし私が絶体絶命だったのには変わりはなく、Aさんはしこしこしこしこと局部を超…

女子大生がハプニングバーに飛び込んだ話④

そうしてソファ席でSさんのマッサージが始まる。 「うわぁ~めっちゃ凝ってんじゃない~?」 粉砕しそうな足の甲を守るためとはいえ、素人に肩を揉まれるのは正直恐怖でしかない。 そして想像通り、マッサージの手は鎖骨を経由してさりげなく胸へと。 胸へ来…

女子大生がハプニングバーに飛び込んだ話③

局部を露出したSさんが、その場でしこしこおっ始めやがった。 「えっえっ」 だがしかし、それもハプバーでは日常茶飯事。 その光景にビビってると、突然後ろから他の女性客に抱き着かれ、いきなり胸にバイブを当てられた。 そして首筋にねっとりキス。 「あ…

女子大生がハプニングバーに飛び込んだ話②

乾杯を済ませた瞬間、隣に座っていた金髪のおじさん(Sさん)に絡まれ始める。 「こういうとこ来んの初めてなん?」 「へ、へはぁ、まあ…」 「彼氏は居るの?学校でモテる?」 「え、えははは…ど、どうですかねぇ~…」 「男は単純だからね、ヤることしか考えて…

女子大生がハプニングバーに飛び込んだ話①

風俗に行って数週間後(※)、次はハプニングバーなるものがあることを知りました。 ※女性客可の風俗に行き、嬢と談話した事がありました。詳細は前ブログ記事にありましたが割愛。 ハプニングバーとは、性的にいろいろな趣味を持った男女が集まり客同士で突発…

血は水よりも濃くなんかない

スマホを壊した。池袋駅の構内で、乗り換え案内のアプリを開こうとしたら、手をつるりと滑らせた。真っ逆さまにコンクリートの通路に伏せた液晶画面は、あっけなく割れた。粉々になったスマホを見つめる私に、通りすがりの人々が「あーあ」という同情の視線…

鉄壁のまんこ

↓の続きです。 virgo.hatenadiary.com 木曜日の研究室は、居心地がいい。毎週この曜日に、私は勉強会と称して指導教員の研究室を訪問することになっている。そこで、先生と私は、学問のことやら人生のことやらについて、好き勝手話すのだ。出会ったばかりの…

女子大生がパパ活市場に潜入しましたルポ

ジェンダー・社会学について勉強している大学生が、パパ活という社会現象(というか、女子大生のライトなセックスワークの手段の一つとなりつつある「アルバイト」) の実態について探るため、実際に出会い系サイトに登録し、パパ活をやってみたというだけのレ…

チャットレディーデビューをした話

チャットレディー。 その名を聞いたことがある人は多いと思う。パソコンが普及してからというもの、電子空間において疑似キャバクラを再現することが可能となった。 2000年代初期に綿矢りさが書いた小説『インストール』では、受験戦争からドロップアウトし…

SNSの「しあわせ病」から脱却した話

SNSに生きている人は、こじゃれたカフェで美味しいものを食べたり、少し遠出して美しい風景を見たりしたって、それだけでは幸せにはなれない。食べたもの、見たものを写真にばっちりと写し、スマホの鋭利な加工フィルターを通して「私、今幸せしてますよ~」…